絵描きはアオリ癖をつけるべき


がたごとちゅーちゅーてっつむっす!
いやぁー鉄道娘めっちゃかわいいですわー
今回描いたのは平泉つばさ&平泉あおばです。 鉄道整備株式会社のコメットクルーやってます。
コメットってのは清掃したりとかそういう業務をする方々らしいです。
最近卒研関連で、映像文法関系の本読んでるんだけど、絵描きはアオリ癖をつけるべきってのは
そんな中で感じたことです。
映画監督の小津安二郎はよくローアングルで撮ってたらしいんですよ。これには理由があって
当時の日本人が畳に座る生活をしてたから、ローアングルが日本人にとって自然な見え方だったってのが
大きいらしいです。そこから考えていくと、現代人はどうかというと、畳からデスクの生活に切り替わり、
アングルは昔より高くなることが多いと思うんですよ。つまり、普通に立ったときとイスに座った時の
中間あたりを基準に決めるのが一番自然にみえるのではないかと。この時のカメラの位置で
立っている人を見ると、少しアオリになるハズ。
この考え方から行くと絵描きは普通の顔の位置を基準に定めるのではなくちょいアオリくらいを標準に定
めるべきということになります。しかしこれは大人の身長を基準に定めた時で、子供に向けた作品を作る
にあたっては子供のアングルはもっと低くなるので、必然としてもっとあおった描きかたがいいのかなと
思います。子供のキャラは標準にして。あまりあおりすぎては高圧感があるのでマズイとは思いますが、
ひとつの指針としてはということですね。昔、伝説巨神イデオン湖川友謙があおりを強調した作画を
したのにもそんな理由があるんじゃないかなーと思います。逆に言えば、ロリキャラなどの背の低いキャラは、俯瞰で描くと自然でかわいく描けるのではないか!?ということですね。(これが一番言いたかったこと
まなびストレートでは↓のような

俯瞰を匂わす記号を多用したのも、ロリは俯瞰!という製作者の意図があったのではないかと
信じてます。(でも観返してみたら、格別俯瞰が多いわけではなく、あおりもけっこうあったから違うか・・・
 それとは別角度から。富野御大は、絵描きは俯瞰で描くやつが多すぎる!とお怒りになられていたらしい
です。その原因として、御大は、絵描きは机の上で作業してるから、事象を上から覗くように考えることが
多いみたいなことをおっしゃられてました。それとやっぱり俯瞰よりアオリのほうが描くのが難しいってのが
あると思います。別に俯瞰が悪いというわけではなく、俯瞰は俯瞰で地面が見える分難しくなってくる面もあるし。
要は手癖ではなく、観ている側に正確に伝えられるように、アオリ、標準、俯瞰の選択をちゃんとしたいから、
俯瞰癖がついているなら、絵描きはアオリ癖を付けよう!ぐらいの意識でちょうどバランス取れるのかな?
ということです。
(それより何よりお前は魅力的な絵がかけるようになれよ・・・)
(俺だって萌える絵が描きたい!って思ってるんだよ!まぁ、いいじゃん)
BGM“Train to Train”BY Tetshudou-Musume